住宅塗装 まつうら工業 ~ 住まいの外壁塗装・屋根塗装リフォーム/佐世保、松浦、平戸、佐々など長崎県北地域の塗装(長崎県松浦市)

初めまして、社長の梶原慎太郎です。

弊社は昭和52年に松浦工業株式会社として創業し、『塗装専門業』として長崎県北地域を中心に長年多くのお客様にお世話になってきました。
私が先代より後を引き継いだのが平成19年。以来、私が仕事の基本であると考える『ありがとう』をお客様からいただけるように日々頑張ってまいりました。

先代というのは私の実父です。
私は子どもの頃から父の背中、そして塗装の仕事を身近に感じる環境で育ってきました。ですから今のスタッフには、私を小さい頃から知っているものもおります。
正直、社長就任当初はやりづらい部分もありましたが、周囲の支えもあって社長を無事に務めさせて頂いています。
父を支え続けてくれたスタッフに、私もまた支えられていることに感謝する日々です。

塗料メーカーにいたからこそ言える業界の実態

私は大学卒業後、大阪市に本社を置く関西ペイントという日本を代表する塗料メーカーに勤務させていただきました。
幼い頃から塗装を身近に感じながら育ったものの、塗装に関する知識があったわけではありません。私の塗装に関する知識は関西ペイント時代に先輩から厳しくたたき込まれました。

塗料メーカーですから塗料そのものの知識はもちろん、どういった施工方法であれば塗料の性能が一番発揮されるのか、天候や塗装方法によって塗料の性能がどう左右されるのか、また施工方法のトラブルに対してどのように対処すれば良いのかなど、ありとあらゆる塗装の知識を学びました。
その知識と経験が、今の私の礎となっています。

一般の方はあまりご存じないかも知れませんが、塗料メーカーとは塗料を製造するだけではなく、塗装店への技術指導も大きな業務です。
関西ペイントには技術研究・開発部門があり、そこで厳しい試験をクリアし、性能を保証できる塗料だけを商品化して販売しています。しかし正しい施工方法で塗装されなければ、その性能も発揮できません。
そのためメーカーでは塗付量といって1㎡(平米)あたりに使う塗料の量や塗り方などに細かい規定を設け、それを塗装店に守ってもらうよう指導しています。

しかし関西ペイント時代は、塗装店への技術指導以上に、塗装店から相談される塗装のトラブルへの対処業務の方がはるかに多くありました。
社内に上がってくるトラブルは、その原因が何か、その対処方法はどういったものであるかといったことを管理し、ノウハウを蓄積しています。
その分析の結果、塗装のトラブルの9割以上が塗料の問題ではなく、施工方法の問題であることがわかっています。

つまり、塗料メーカーが定める規定を守り、正しい施工方法で塗装すればほとんどのトラブルは防げるということです。

しかし塗料メーカーが定める規定だけではなかなか現場がスムーズにまわらないというのも事実です。いわゆる許容範囲というものです。

塗装業者が外壁の塗り替え現場でたまたまうまくいったことを拡大解釈し、次回も同じ方法で塗ったにも関わらず、外壁材などの細かい違いや天候などの状況の違いでうまくいかず、クレームが発生するというケースがよくありました。
塗料や塗装に対してしっかりとした知識を身に付けていれば、前回はなぜ問題なかったのか、そして今回はどうしてトラブルになったのかが判断できるためトラブルそのものを回避できます。

みなさんが心配される塗り替えのトラブルは、塗装業者がこういった基本的な知識を身に付けていないところに原因があるのです。

それだけに問題の根はかなり深く、昨今の住宅塗装業界におけるトラブルはすぐになくなるものではないだろうと感じています。

帰郷、そして将来と業界への憂い