住宅塗装 まつうら工業 ~ 住まいの外壁塗装・屋根塗装リフォーム/佐世保、松浦、平戸、佐々など長崎県北地域の塗装(長崎県松浦市)

帰郷、そして将来と業界への憂い

もともと当社は船舶鉄鋼塗装や公共施設の塗装といった、高い品質を厳しく求められる塗装を専門に行っています。そのため当社の仕事ぶりは手前味噌でも何でもなく、塗料メーカー出身で塗装店にも技術指導をしていた私が納得できるものでしたし、現場で新しいことを教えられることも多々ありました。

みなさん塗装といえば「ペンキを塗る」くらいにしか考えておられないかも知れませんが、プロの塗装の現場は塗膜をミクロン単位で塗る緻密な世界。そんな高い品質の仕事を当社は当たり前のように日々確実にこなしているのです。

私は当社の仕事ぶりや品質に関しては何の問題も感じておりませんでしたが、長引く不況もあり会社の今後をどうすべきか頭を悩ませる日々が続いておりました。

そんな時、関西ペイント時代から「住宅塗装」はこれからの塗装業界を担う分野であるとされており、塗料メーカー及び塗装業界がともに住宅塗装の普及に力を注いでいたことを思いだしました。

一説には日本の住宅の寿命は約30年ともいわれています。
メンテナンスの状態や自然条件にも左右されますが、住宅の30年という天寿を無事に全うし、さらに長生きさせるためには、本来最低でも2~3回は塗り替えをした方が良いのです。

それなら、町を歩けば塗り替えをしている住宅をもっと見かけてもよいはずですが、そうはなっていません。時折見かけても、その工事は塗装店ではなく異業種から参入した会社が行っていることの方が多いのです。

その原因はいくつかあげられますが、大きなものとして今まで塗装店がゼネコンや建設会社の下請だけでやっていたことがあります。下請け工事の場合、塗装の仕様などは設計書などに書いてありますから考えなくても良いのです。
それに対して、住宅塗装は1軒1軒異なる劣化状況に対して、塗装店自らが最適な塗料や施工方法を考えなければなりません。
しかし基礎的な知識がない、塗装店にそんなことができるでしょうか。頼みの綱の塗料メーカーも、1軒1軒の現場まで足を運んでくれるわけがありません。

そのような事情から、大切な住まいを守り長く住み続けるためにも住宅塗装はもっともっと皆さんにとって身近なものになるべきなのに、一向に普及しないのです。
現状は異業種から参入した会社が営業力と広告にものをいわせ、受注をするが、知識や経験の乏しさから現場トラブルを多発し、結果住宅塗装トラブルをどんどん起こす。そしてどんどん住宅塗装業界全体のイメージが悪くなっていることに私は危機感を覚えていました。

そして住宅塗装部門設立へ

こうした問題を解決するための一番の解決策、それはわかりきったことです。正しい知識をもった塗装の専門家が、きちんとお客様の声に耳を傾け、最適な塗装を行えばいいのです。

つまり当社が受注から工事まで引き受けることによって、提案力・技術力・コストすべての面で一番お客様にお役にたてるのではないかと考え始めました。

しかし当社は船舶鉄鋼塗装や公共工事を専門に行っており、一般のお客様への営業活動など全く経験がありません。知識や技術はどこにも負けない自信がありましたが、それだけに職人気質なスタッフばかり。
サービス業的な側面を持つ住宅塗装の分野に飛び込むのは不安要素が大きすぎます。

どうすればもっとお客様と身近に寄り添えるのだろう。

その答えは、提案力、技術力そしてコスト、さらにはアフターサービスを総合的に提供できる住宅塗装工事業の立ち上げしかありません。

他業種ではこれらをトータルに提供する会社というのは当たり前のように存在しますが、塗装業では少ないのです。
数ヶ月真剣に悩み抜いた末、私たち自身が行わなければ、誰がやるんだという強い決意を持つに至ったのです。

それが塗料メーカー勤務で培った専門知識、人脈、経験。そして創業35周年を超える塗装業としての実績とノウハウを結集した『住宅塗装の専門店 まつうら工業』です。

住まいを守り、そこに住まわれる皆さんの安心と幸せのお手伝いをしたい。
もっと塗装を身近に感じてもらい、住宅塗装を広めたい。

この想いを忘れずに私たちは、お客様に寄り添い、信頼される塗装店として頑張っていきます。