知っておくべき依頼先別のメリット・デメリットとは?
当たり前の話ですが住宅塗装はお客様が契約をされる時点では目の前に商品は存在しません。塗装工事そのものがお客様が受け取る商品です。しっかり吟味し信頼できる業者に依頼して後悔しない住宅塗装を行ってください。一般的なメリット・デメリットは次のように言われています。
建設会社・工務店・ハウスメーカー
メリット
自宅を建ててもらった建設会社や工務店、ハウスメーカーであれば面識があるので信用できる。建築全般に詳しいので塗装だけでなく、他のリフォーム工事も施工してくれる。
デメリット
建設会社や工務店及びハウスメーカーは建てることが専門。塗装の分野では一般的な知識しか持たない場合も多い。(土木・大工・左官・塗装・電気など建築建築全般に及ぶ作業員を全て自社で雇用しておくことは現実的に難しい)施工は結局塗装業者に発注するため工事金額が高額になりやすい傾向がある。
リフォーム業者
メリット
強引な契約を迫る訪問販売業者は論外ですが、真面目に運営しているリフォーム業者であれば様々な住まいのリフォームを経験しているので比較的知識も豊富。一般的に地元業者であればアフターフォローもやってくれる。
デメリット
建設会社や工務店などが別会社として営業している場合があり、結局施工は下請けに発注という場合も多い。そのため工事金額が高額になったり、安価な受注から起こる手抜き工事が発生することもある。リフォーム業は工事金額500万円以下であれば特に免許を必要としない。日曜大工レベルの知識や経験しかない業者も存在するので、業者選びは特に慎重になる必要がある。
異業種からの参入
メリット
以前より知っている会社であれば担当者とも面識があったり、会社自体に信頼ができる。
デメリット
やはり諺にもあるように『餅屋は餅屋』。塗装専門業者に比べれば塗装の知識や経験には圧倒的な差がある。予期せぬ事態に対応できるだけの知識や経験を持ち合わせているか業者によって極端に差があるので慎重な業者選びが必要。
塗装業者
メリット
真面目に工事をしてくれる誠実な業者であれば技術面での心配は少ない。(建設業許可を取得しているかどうかがひとつの目安になります)受注した業者が直接工事を行うので、中間マージンが発生しない。
デメリット
個人経営、会社組織など業者によって知識や技術の差が激しいので、どんな業者であるかしっかり調べないと後に金銭や品質のトラブルになる可能性がある。事業規模が小さかったり、実績の少ない会社や個人だと後々保証問題が発生した場合、対応に極端な差が生じることもある。