誠実で信用できる業者を選ぶポイントとは?

塗装の品質は塗装直後では私たちプロでも分かりにくいものです。塗装直後に何もトラブルが発生していない状態では本当に契約通りの塗料を塗っているか、塗装するとき外壁が雨や結露で濡れていなかったかなど誠実に作業を行ったかどうかは塗膜を見ただけでは判断しづらいのが正直なところです。

通常、トラブル要因を抱えた塗装作業は塗装後数か月~1年程度経つと施工時のミスが徐々に現れ始め、フクレやハガレ、ワレといった様々なトラブルが発生し始めます。見方を変えれば塗装後1年経って何も問題なければ誠実に塗装してくれたということになりますが、業者の良し悪しを判断するのに1年程度の時間を必要とするのも何ともおかしな話です。したがって住宅塗装においては業者選びが非常に大切なポイントになります。 

失敗しない住宅塗装は、誠実で信用できる業者を選ぶことと言っても過言ではありません。

当社は建設業許可(塗装工事業)を取得しています。

松浦工業(株) 長崎県知事許可(般-3) 第3910号取得

実は住宅塗装を含めリフォーム工事業を営業するだけならば許可や免許などは何も必要ありません。経験や技術、知識を持たない会社でも法律上は1軒あたり500万円以下の工事であれば受注できます。建設業許可を取得するためには次のような条件が設けられているので、業者選びの参考にしてください。

※経営管理責任者の資格条件は上記以外にもあります
※専任技術者資格条件は上記以外にもあります
※欠格事由は上記以外にもあります

塗装に関する資格といっても、『建築塗装技能士』などの技術資格、『危険物取扱者 乙4類』『有機溶剤作業主任者』などの危険物取扱に関する資格、『カラーコーディネーター』などの色彩に関するものなど様々な資格が存在します。

どの資格を持っていれば間違いない、ということは一概に言い切れませんが様々な資格を持つスタッフがいる会社であれば知識も経験も豊富であるということは言えるので業者を選ぶ際の大きなポイントになるでしょう。

地元の業者であることも大きなポイントです。工事中、または工事後に何か予期せぬトラブルがあった時の対応やアフターサービスを行う際にしっかり対応できる距離にある会社であれば安心できます。

業者の中には、お客様からの値引きの一言で『30%引きではどうですか!?』『今日ご契約していただければ半額にします。』といったあり得ない値引きを提示する業者や、昔ながらの営業トークで『今、近くで工事をやっていますので、今なら通常よりもお安く工事ができます。』と言ってくる訪問販売業者も未だにあるようです。

大幅な値引きは値引き前提での見積金額ですし、契約を急ぐのも工事内容を検討する時間を与えないため、近くで工事しているので安くできますというのは新しいお客様宅での工事価格に現在の工事は何ら影響しないにも拘らず、いかにも安く見せるための常套手段ですのでお客様にとって本当に信頼できる業者かどうか見極める冷静な判断が必要です。