正しい色選びのポイントとは?

外壁の色選びは住まいのイメージを決める大切な工程です。色選びは楽しみな作業の反面、何百とあるサンプルの中から1つの色を決めるのは悩むというご意見も多く聞かれます。せっかく悩んで決めた住まいの色が塗装後に『イメージと違う』『サンプルの色の方がきれいだった』とならないよう色選びのポイントをご紹介します。

和風の家、洋風の家といったデザインや周囲の環境との調和などで、似合う色と似合わない色があります。塗り替えの色選びで後悔するケースで多いのは、自分の好みの色にとらわれて過ぎて選んでしまう場合です。

色選びの時はイメージが具体的でなくても『明るいイメージにしたい』『落ち着いた雰囲気にしたい』といったイメージを持つところから始めてみましょう。

当社ではカラーコーディネーター有資格者が、お客様の好みや建物デザイン、周辺の環境などを考慮してご提案させていただきます。

カラーサンプル(色見本)から好みの色を探し出すのは、数が多すぎて本当に迷ってしまうものです。

もっとも手っ取り早いのは、ご近所などで自分好みの色をした建物を探すことです。もしイメージに近い建物があれば担当者が確認のうえご提案させていただきます。

カラーシミュレーションとは、コンピュータで行うカラーコーディネートです。お客様の住まいを撮影しコンピュータを使って着色しますので、外壁塗装が初めての方でも塗装後のイメージが分かり易いのが特徴です。

例えば、今までと全く違った色でイメージチェンジする場合や外壁を色分けしツートンカラーにしたい場合にはなかなかイメージしずらいものです。こういった場合でもカラーシミュレーションがあれば簡単にイメージすることが可能です。

カラーシミュレーションについては以下より詳細ページをご覧いただけます。



色の見え方は太陽や蛍光灯などの光源によって影響を受けます。

太陽を光源として見る場合と蛍光灯を光源として見る場合とでは光の量や色味が違うため見える色にも違った印象を受けます。さらに細かく言えば同じ太陽でも季節や天候によっても微妙に変わってくるほどです。
例えば太陽の下でも真夏や晴天の時は光の量が多いため本来の色よりも『やや白く』見え、蛍光灯の下でも電球色、昼白色、昼光色といった光の色によってややオレンジ色、やや黄色、やや青色と異なって見えたりします。

こういった光源による見え方の特徴を知り、室内だけでなく室外でも色見本を見比べ、様々な条件下で検討することが色選びを行う際に大切なポイントです。

カラーサンプル(色見本)から選ぶとき注意しなければいけないのは、色の見え方は面積によっても変わるということです。

小さなカラーサンプル(色見本)から、実際に大きな面積の外壁を塗ると次のような見え方をしますので、そこを考慮して色選びをすることをお勧めします。